WordPressサイトを家に例えて解説!サーバーとドメインの役割と移行の流れ

こんにちは。えいこです。
WordPressでブログ等のWebサイトを運営するのに必要なサーバーとドメインについて、サイトを家に例えて解説します。ややこしいサーバーとドメインの移行についても、家の引越しのイメージでわかりやすく紹介します。
サーバーとドメインの役割
WordPressでサイト運営を始めるには、サーバーとドメインの2つが必要です。これらは、WordPressサイトを家に例えると分かりやすくなります。

サーバーはウェブサイトのデータ保管場所
サーバーは家が建っている土地に相当します。
サーバーにはWordPressサイトのデータを設置(保管)することができて、そのデータはインターネットを通じて公開されます。
データ保管場所であるサーバーは、有料のレンタル契約をするのが一般的ですが、当サイトはスタードメイン契約特典で使える、無料のスターレンタルサーバーを使用しています。
ドメインはインターネット上の住所
ドメインは家の住所に相当します。当サイトのドメインは「wapuya.com」です。
ドメインには無料ドメインと独自ドメインがあり、サーバーを借りると無料でドメインが使えることが多いです。
当サイトはスタードメインにて独自ドメインを取得しているので、1年毎に更新費の支払いが必要です。
サーバーとドメインの関係
WordPressサイトを見る人は、ドメイン(住所)をブラウザのアドレスバーに入力することで、サーバー(土地)に設置された、WordPressサイトのデータ(家)を閲覧することができます。
現実世界では土地と住所はほぼイコールなので、ドメイン(住所)があればサイトが作れるのでは?と思いがちですが、ドメインだけではサイトデータを設置することができません。
サーバー(土地)があればサイトは公開できますが、ドメインがないと場所の目印がないため、サイト訪問が難しくなります。
以上より、ドメインとサーバーは切っても切れない関係にあることがわかります。
WordPressサイトの移行について
WordPressの移行とは、ドメインまたはサーバー、あるいはその両方を別の場所に移すことです。
移行には以下の3つのパターンがあります。②③については、私が使用しているスターレンタルサーバー(≒エックスサーバー)の仕様に従って説明します。
①ドメインとサーバーの両方を移行
一番わかりやすいのが、Webサイトのドメイン(住所)とサーバー(土地)の両方を変更する場合ですが、違う住所と土地に、同じ家をコピーして建てるイメージです。

住所が変わるので、引っ越しのお知らせ(元のサイトからの転送設定)などが必要になります。
②サーバーのみ移行
ドメイン(住所)はそのままに、サーバー(土地)を変更する場合、同じ住所のまま一旦更地にして、土地の入替え(地盤工事)を行ってから、元の家のコピーを建て直すイメージです。

このケースは住所が変わらないため、引っ越しのお知らせ(サイトの転送設定)などが不要です。
③ドメインのみ移行
サーバー(土地)はそのままに、WordPressサイトのドメイン(住所)を変更する場合、土地に新しい住所を登録して、元の家のコピーを建てるイメージです。

ただし土地に家を建てるスペースが空いていない場合は、一旦更地にする必要があります。
こちらも①と同様住所が変わるので、元のサイトからの転送設定などが必要です。
移行方法
移行方法は、移行パターンによって異なります。一般的には、以下の流れで移行を行います。
移行の流れ
移行の流れを簡単にまとめました。実際にサーバー移行をしたときの詳細手順はこちら。

現在のWordPressサイトのデータをバックアップします。
新しいサーバーまたはドメインを契約します。
バックアップしたデータを新しいサーバーにアップロードします。
ドメインとサーバーの設定を変更し、新しい環境でウェブサイトが正常に動作するように調整します。
移行時の注意点
大切なサイトデータが消失しないよう、移行前には必ずバックアップを取りましょう。
移行作業はファイル転送ソフトを使用したり、サーバー設定を変更したりと、専門知識が必要となる場合があります。不安な場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
また、私がサーバー移行したときのように、移行作業中にウェブサイトが一時的に閲覧できなくなる場合があります。そのような移行作業のタイミングは、深夜などの閲覧者数が少ない時間がおすすめです。
まとめ
ドメインとサーバーは、WordPressサイトの運営に欠かせないものです。家に例えると理解しやすいと思います。
移行方法も様々なパターンがあるので、ご自身の状況に合わせて最適な移行方法を選択してください。
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