WordPressサイトをスターレンタルサーバー間で移行する手順まとめ

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こんにちは。えいこです。

スターレンタルサーバー(旧スターサーバー)のリニューアルに伴い、ドメインはそのままWordPressサイトをスターサーバー間で移行する機会があったので、プラグインを用いた移行手順の流れをまとめました。移行元はスタードメイン契約特典の無料サーバー、移行先は有料サーバーです。

サーバーとドメインについて知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

この記事を書いた人

  • WordPressサイトを2つ運営中
  • Googleアドセンスの合格実績あり
  • アフィリエイトにて最高月収5桁達成

目次

スターサーバー間で移行した経緯

私は当サイトと別でもう1つ、計2つのWordPressサイトを運営しているのですが、先日別サイトをスターサーバー間で移行させました。具体的には、ドメインはそのままで、サーバーのみを下記の通り移行しています。

スクロールできます
サーバードメイン
移行前スタードメイン契約特典の無料スターサーバー
(リニューアル前の旧サービス)
スタードメインで取得したドメイン
(リニューアル前の旧サービス)
移行後スターレンタルサーバー
ライトプラン
(リニューアル後の新サービス)
ドメインは変更なし
(リニューアル後の新サービスに契約を移行)

移行のきっかけは、24年12月に実施された、スタードメイン及びスターサーバー(現スターレンタルサーバー)のリニューアルです。なぜ移行したのか経緯を説明します。

無料サーバーがプラン変更不可となった

サーバー移行前は、スタードメインで独自ドメインの契約特典で使える無料サーバーを使っていました。有料プランからスペックは落ちますが、WordPressサイトも運営できるれっきとしたスターサーバーです。

リニューアル前は有料プランへの変更が簡単にできたのですが、リニューアルにより旧無料サーバーは有料プランへ変更不可となりました。

梯子外しは辛いですが、素晴らしいサーバーを無料で使わせてもらっていたので文句は言えません。

スターサーバー新プランが魅力的だった

旧サービスの無料スターサーバーをそのまま使い続けることもできました。容量はまだ余裕がありましたが、収益が安定してきたこともあり、そろそろ有料プランに変えたいなと思っていました。

スターレンタルサーバー

そんなタイミングで新サービスの内容を確認してしまったので、エックスサーバーのシステムを採用した新有料プランの魅力にまんまとやられました。気づけば、まあどうにか移行できるだろう!とキャンペーン価格でライトプランを契約していました。

そんなこんなで、旧サービスの無料特典サーバーから新サービスの有料サーバーに、ドメインそのままで移行することになりました。

スタードメインの無料特典サーバーもリニューアル前後で仕様が変わりましたが、20GBの旧無料サーバーから5GBの新無料サーバーへの移行も、ほぼ同じ手順でできるはずです。

ドメインそのままで移行する時の注意

複数サーバーに同じドメインは設定不可

エックスサーバーも同じ仕様のようですが、スターレンタルサーバーでは複数のサーバーに同じドメインを設定することができません。

サーバーAに「wapuya.com」を設定している状態で、サーバーBにも「wapuya.com」を設定しようとすると、重複のため設定できないというエラーが出ます。

つまり、ドメインはそのままでサーバーのみ移行したい場合は、移行元のサーバーからドメイン設定を削除する必要があるのですが、それはドメインに設置してあるデータを全て削除することと同義です。

サイトのダウンタイムが発生する

ドメイン設定の重複ができないため、スターサーバー間の移行では、どうしてもサイトが閲覧不可となる時間が発生します。私が移行した際は、2時間くらいサイトが閲覧不可となりました。スムーズに作業すれば、ダウンタイム1時間程度で済むと思います。

ダウンタイムを一切発生させたくない場合は、他社サーバーを一時的に借りて、サーバーA→他社サーバー→サーバーBと移転させるとよいようです。

スターサーバー間で移行する流れ

私が移行した際の手順を記載しますが、必ず移行が上手くいく保証はできません。

トラブルが少なくとも5つ発生しましたが、なんとか自力で移行することができました。詳細については別記事にまとめます。

STEP
スターレンタルサーバーの新規契約
STEP
旧サーバーのWordPressをバックアップ

トラブル①サイト容量が大きく、All-in-one WP Migrationが使えなかった!

WordPressバックアップで有名なプラグインに、「All-in-one WP Migration」がありますが、こちらは無料版では100MBの容量しかバックアップすることができません。

そのため「Duplicator」という無料で大きめサイトがバックアップ可能なプラグインを使用しました。実際に1.6GB近いサイトを引っ越しできました。

STEP
新サーバーにバックアップをアップロード

トラブル②バックアップが1GB以上で、ファイルマネージャでアップロードできなかった!

スターレンタルサーバーのファイルマネージャは1GB以上のファイルをアップロードできないので、FTPソフトを使って、新サーバーにバックアップデータとインストーラを入れました。アップロード先は、ドメイン名フォルダの中の、「public_html」です。

ちなみになんとか1GB以下に容量を減らそうと画像圧縮を試みたのですが、何故か逆に増えてしまう事件もおきました。(1.4→1.6GBに増えた)

STEP
旧サーバーのデータを削除

旧サービスの無料サーバーには「ドメイン設定削除」の項目はなく、「サーバー停止」をすることでドメイン設定を削除できます。

サーバー停止すると、サイトが全て消えることと、20GBの旧無料サーバーを再契約できないことに注意してください。

STEP
ドメインを新契約に移行

無料サーバーを停止すると、ドメインを新契約に移行することができます。

スターレンタルサーバーの新プランに移行する場合は、サーバーと所有者が異なると判断されないように、契約移行しておいたほうが無難です。

※契約移行してもドメイン所有確認が必要でした…

STEP
新サーバーにドメインを追加

トラブル③ドメイン名の認証が必要になった!

ドメインを新契約に移行して、スターアカウントのダッシュボードで確認できる状態だったのに、DNSレコードを編集してドメイン所有を証明する必要がありました。

WEB認証とメール認証はできない(はず)です。

STEP
新サーバーのSSL化

トラブル④SSL化が複数回失敗した!

DNSレコード編集の影響なのか、このSSL設定のトグルをONにしようとすると、「Let’s Encrypt証明書の発行に失敗しました。」と何度もなりました。

短時間に5回失敗すると、24時間ONできなくなるらしいので、むやみにトライしないようにしたため、サイトのダウンタイムが伸びてしまいました。

STEP
新サーバーにWordPressをインストール
STEP
新サーバーWordPressにバックアップを適用

トラブル⑤Duplicatorでエラーが出た!

おそらくFTPソフトのデータ転送が一時停止してしまったことが原因で、バックアップファイルをうまく認識してくれませんでした。

This archive is not properly formatted and does not contain a dup-installer directory…というエラーが出ました。

ファイルをアップロードし直したところ、エラーが収まり無事バックアップすることができました。

STEP
無事サーバー移行が完了!

まとめ

ドメインはそのまま、スターレンタルサーバー間でWordPressサイトを移行する際は、ドメイン設定の削除と再設定に伴うサイトのダウンタイムに注意してください。

詳しい手順については少しずつ加筆していきたいと思います。

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WordPressのことなら「わぷや」におまかせ!を目指して、サイト運営・収益化・カスタマイズ方法を勉強中です。本サイトとは別に、Googleアドセンス合格済のWordPressサイトも運営しています。どんぐり好きです。

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